2026年ゆり&アジサイまつり
メインフラワ-の魅力満開!
ゆり&アジサイまつり
6月13日(土)〜7月5日(日)
回廊のメインフラワー・ユリの季節到来!
ゆりまつり期間中は、当園が一年で管理する合計80品種8万球の中から、見頃を迎えた品種を順次展示します!年間を通して展示している東館の開花調整ユリに加えて、本来の開花時期の初夏には花壇やテラス展示等の鉢植えにも多種多様なユリが登場します。メイン会場のヨーロピアンガーデンには特に多彩な品種のユリを集めました。
見ごたえのある展示は必見です。今年もユリの香りで癒されてください。
▼オープニングセレモニー
日時:6月13日(土)10時30分〜
場所:西館テラス
梅雨の主役 アジサイ
花回廊の初夏、もう1つの主役アジサイも見頃を迎えます。期間中におよそ22品種700株がご覧いただけます!見どころは「綿帽子」という品種によるアジサイの壁です。また、展示しているアジサイの中には花の形がハート型のものもありますので、ぜひ探してみてください♪
ゆりおすすめ品種
コダイラ
あの金メダリストが由来のユリ!
「コダイラ」はオレンジ色のスカシユリです。名前はスピードスケートの金メダリスト小平奈緒さんに由来します。小平さんがオランダに留学し活躍されている姿にちなんで、を理由に駐日オランダ王国大使により名付けられました。
見逃せないユリスポット3選
ユリ× 大山× 駅 写真スポット登場
秘密の花園(6月13日~ 7月5日公開)
約7500球のユリ畑
原種ユリのリレー展示
東館:5月~8月
希少なユリ見てみませんか?
海外及び日本の自生種など
随時展示しています
新登場!!ユリ× 風鈴 風鈴ロード
東館通り(6月13日~ 7月5日)
Healing
香りと音色の癒しスポット
花の香りは何のため?
花には香りのあるもの、ないものがあり、香りのあるものでもその強弱があります。例えば、同じユリでもヤマユリやテッポウユリ、ササユリなどは強い香りを持ち、スカシユリは香りがありません。なぜ香りを持つ種、持たない種が存在するのか? その理由を考える前に、植物はなぜ花を咲かせるのかを考えなければなりません。
植物が花を咲かせる理由は、種子を残し、種を維持するためであることは言うまでもありません。その目的を達成するためには、受粉という作業が必要になります。花は香りを持つことで送粉昆虫や動物など(ポリネーター)を呼び寄せ、受粉の手助けをしてもらっているのです。
花の香りはいつも同じではありません。どのポリネーターに手助けしてもらいたいかで、香る時間帯が異なります。ミツバチやチョウ類をポリネーターとするものは、朝から昼にかけて香りが強くなります。ヤガ類やコウモリなどをポリネーターとするものは夕方から夜に香りが強くなります。すなわち、好みのポリネーターの活動が活発になる時間に合わせて香っているのです。
花の香りの成分は多数の揮発性有機化合物で構成された一種のカクテルのようなものです。例えば日本の自生種であるノイバラは、リナロール、シス-3- ヘキセノールなどで構成されています。種によって様々な化合物が複雑に絡み合って、独特の香りを構成しています。これらの香気成分は植物の代謝産物で、代謝には大きなエネルギーを消費します。それでもポリネーターを呼ぶための努力をするのは、種の保存が最優先されるからなのでしょう。
ところで、ユリの中でも香りを持たないスカシユリは、どのようにポリネーターにアピールしているのでしょう? これについては、また別の機会に紹介することにします。
【園芸部 参事 鷹見敏彦】
PDFはこちら↓
過去の花回廊だより